ああ・・・
残酷な生き物だね。
猫って・・・
今日ほんとーにビビッタ・・・・・・・
聞きますか??
・・・書こう。
私は今日、本屋に寄って、ご飯を済ませ帰宅したんですよ。
ちなみにかみちゃまかりん買いました。
うん。絵柄変わってて、なんかショックでした。
コゲとんぼ先生、あんな乙女チックな絵でしたっけ??
まぁ、いいや・・・
で家に帰ってきて、新入りの小豆君がなんか猫サッカーして遊んでたけど、
ほっときました。
ドタドタうるさいのはいつもの事ですから・・・
で、布団の上で漫画を読み始めたわけです。
・・・・・読んでる最中に、隣に豆蔵がやってきました。
彼はいつもなにか、運んできて、「なげて♪」とねだってくるのです。
放置プレイです。
どうせ、いつものようにモールでも持ってきたと思いました。
モールが勿体無い。完全無視。
30分位して、なんか豆蔵の切ない視線を感じたのと、読み終わったのとで、
豆蔵に話しかけてやりました。
「豆っ」
「にゃぁ・・・」
歯切れが悪いんですよ・・・
いつもなら、
「みゃぁ!!」なんですね。
で、仕方ねぇな・・と思い、モールを投げてやろうと思いました。
で・・・豆蔵の持ってきた物を手にとろうとしたんですが、
モールじゃないみたいなんです。
少し、茶色と黒を帯びていて、三角?にとがっている。
なんか、鱗みたいなのがついてて、大きさは親指の第一間接ほど。
私は、最初、ウインナーと思いました。
豆蔵好きですから。
でも、違う。
私は、まじまじとそれを見つめ、考える。
(ま、まさかっ!?)
そんな、あり得ないっ!!
何故っ!?
私は、戸惑いましたが、確かめなければ始まらないと思い、
意を決して、それをひっくり返しました。
的中。
海老みたいな口。
黒い目。
ひと夏の思い出。
お庭でミーンミ-ン。
蝉だ。
「ええええええええっ!!!!???」
ですね。
私は比較的虫平気です。
蝉の存在にも驚きましたが、
私が、一番驚いたのは、
(あ、頭しかねぇじゃんっ!!)
ですね。
胴体がありません。
どこに逝ったのでしょう?
豆蔵に問う。
「豆蔵、お前やったのか?」
「・・・ひゃぁ~~~」
声にならない声で返答。
てか、お前、コレ投げろってか?
私は暫く、なんか爆笑。
でも、凄く蝉がかわいそうに見えてきて、
彼?(彼女)を埋めてやる事にしました。
ティッシュにくるみ、
庭に行き、そのまま、埋めました。
黙祷。
そして、家にもどり、台所で手を洗いました。
そこに、小豆がいました。
小豆の足元になんかありました。
そのとき、電気をつけてなくて、私は、直ぐにつけました。
(おい・・)
無数に散らばる、茶色い、アメリカンフラワーのような、膜。
なんかしらないけど、穴の開いた腹。
「にゃぁ。」
現行犯。
よく見れば、足まで落ちてる。
そう・・・・私が、帰宅したとき、小豆さんがサッカーボールにしてたのは、
油蝉でした。
なんか、凄い、残酷な生き物ですね・・・猫ちゃん。

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